2016年10月26日 No.2752

司会	細貝　巌さん
本日の出席	４３名
出席率	７１．６６％
会歌	我等の生業
体操	親睦委員会　　川崎　和朗さん

皆さんお久し振りでございます。廣井会長は行政視察でいないので代理でお願いしますという事で、ピンチヒッターでご挨拶いたします。柄にも無い話なのですけど、先日の県知事選で思う所があるのでお話しようかなと思います。景気予測とか株価の相場、為替相場を予測するのに、消費者マインドとか投資家マインドという言葉が使われます。今回の選挙を見ていまして、浮動票といわれる人達の層のマインドをうまく作った方が勝ったんだなぁと今感じています。
政策とか政党とかいうそんな話ではなく、この人の方が感じ良さそうだというマインドをうまく作りあげた方が勝ったんじゃないかなと私は考えているんです。
これからが本題ですが、実はマインドというのは自分の仕事におおいに関係するなと思っています。というのは我々機械工業では技術があって、品質が良ければ物は売れるんだということで、日本の工業会が今までずっと頑張ってきたんです。ところが最近はそれだけでもない、品質は良くて価格が安くても競争で負けるという事がしばしばあるんです。
それは何故かといろいろ考えた時に、お客さんにマインドをうまく作れていないんじゃないかなと思っているんです。例えば大原の品物は良いじゃないかという思いをお客さんにマインドをうまく植え付けられない時に負けているんだろうと思うんです。
お客さんには、社長はじめ担当者まで、何層か決定に係る人がいるわけですから、ひとりの人が良いと言っても駄目なわけで、その会社全体で大原でもいいんじゃないかというコンセンサスを作るには、やっぱりマインドという事は大事なんじゃないかというふうに感じました。
ですから我々も品質管理も技術開発を一生懸命やっていますけれど、それだけじゃなくてイメージ戦略とかコミュニケーション戦略とかそういうことにもっと力を入れて製品開発と同じくらいやっていかないとこれから仕事をしていくのに足りないんじゃないかと感じました。今回の選挙戦を見ていて私の感じた事でした。
これで終わります。ありがとうございました。 　　　　　　　　　

来月（11月）はロータリー財団の強化月間であります。すでに会費と一緒にご寄付を1万円集めさせて頂いておりますが、さらに目標お一人5,000円で来月1か月例会前に皆さんへご寄付を募りたいと思いますので、何卒ご協力の程をよろしくお願いいたします。