2024年1月17日 No.3016

司会	岸　伸彦さん
本日の出席	３５名
会歌	それでこそロータリー
ゲスト紹介	・レー　チ　アン　フォンさん（２０２２-２４年度米山奨学生）
奨学金贈呈	フォンさんへ（１月分）
各種表彰	入会記念表彰 【入会２５周年記念表彰　１名】 ・八百板　秀男さん（１９９９．１．６入会） １月お誕生日祝　７名 ・田村　和仁さん（１．４） ・恩田　伸一さん（１．５） ・星野　一郎さん（１．１１） ・藤井　英雄さん（１．１４） ・今井　進太郎さん（１．２１） ・河田　純子さん（１．２３） ・田中　栄司さん（１．３１）

皆さんこんにちは。能登半島地震から２週間が経過し、当クラブの会員の皆様に関して被害はないとご報告いただきましたが、今朝の朝刊にて、県内では長岡の２棟の半壊を含む住宅被害が４０００棟を超す中、新潟市では最大４００万円の県からの支援が決まり、長岡を含めて６市町村についても同等の支援をするとの報道がありました。当クラブとして、支援金については今週、来週と皆様にご協力を依頼したいと考えていますのでよろしくお願いします。
さて、先週は新年会ということもあり月間テーマに触れる機会がありませんでしたが、今月のテーマは「職業奉仕」です。ちょうど「ロータリーの友」に特集が組まれており、特にその中で興味深い内容として「４つのテスト」の解説がありました。当クラブでは毎月第１例会：奉仕の理想、第２例会：それでこそロータリー、第３例会：我等の生業、第４例会：４つのテスト、以上４つの会歌を歌うようにしておりますが、例会スケジュールの関係で４つのテストは歌う機会が少なくなっています。しかしながら、ロータリーとしては４つのテストを歌う機会を増やすことを推奨しているようで、ベテランの皆様には釈迦に説法かもしれませんが、改めてその意味を私なりの解釈も含めてお話しさせていただきたいと思います。
「４つのテスト」は、１９５４-１９５５年度国際ロータリー会長を務められたハーバードＪ．テイラーさんが、倒産寸前だった会社の再建を任された際、仕事における全側面において従うべき倫理的指針として１９３２年に発案されたそうです。１９３４年には国際ロータリーでも採用され、職業奉仕上の倫理規範だけでなく、ロータリアンの活動全ての倫理規範となっています。会社で言えば、ロータリーの目的が経営理念で、社是が４つのテスト、といったところではないでしょうか。詳しい内容は「ロータリーの友電子版」の「ロータリー資料館」というところに掲載されていますのでご覧いただきたいのですが、まるで故稲盛和夫塾長が２０１０年にＪＡＬ再建の際に「フィロソフィ」と「アメーバ経営」を導入した時と同じような内容が書かれていますのでぜひご覧ください。ただ、日本語としては大変シンプルに表現されているので一見すると漠然とし過ぎており、逆にわかりにくいかもしれません。原文と対比するとその意味がよく理解でき、ロータリーの友１１ページに原文との対比がありました。
THE FOUR-WAY TEST
1. Is it the Truth?
2. Is it FAIR to all concerned?
3. Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?
4. Will it BENNEFICAL to all concerned?
Four-WayはFour（４つ）だけでなく四方向という意味を持ち、４つのテストは正確には「四方向から見た一つのテスト」となります。項目２と４の「all concerned」は関係者全てという意味で、職業上で言えば利害関係集団（従業員、顧客、取引先）、近江商人の三方よし（「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」）のような考え方と思います。項目３のGOODWILLは「好意」でなく会社における「信用・評判・のれん（ブランド）」となり、一般的な人生訓だけを述べたものではなく、全体として職業上の行動基準を表明したものになっており、のちに全ての奉仕部門実施の基準になった、と記載がありました。
以上が歴史的な背景等となりますが、これらの考えをベースに今年も「４つのテスト」に照らし合わせながら活動していきたいと改めて感じました。また、ロータリーの友裏表紙からの特集として、ハードオフコーポレーションの山本会長の講演趣旨が掲載されています。ちょうど上場したのが２０００年頃だったと思いますが、当時青年会議所の例会でお邪魔させていただいたことがありました。また、２期前の地区大会でも講演をされていて、ロータリーのＯＢではありますが４つのテストを活用されており大変感銘を受けました。今月号は特に我々の仕事面でも興味深い内容になっているかと思いますので、ぜひ参考にしてください。以上、会長挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

１．２０２４-２５年南雲ガバナー年度、地区役員推挙について協議し、今井進太郎さんをロータリー財団委員会補助金委員会副委員長、近藤正明さんを青少年奉仕員会ローターアクト委員に推薦することに決定いたしました。

２．南雲年度ガバナー公式訪問例会について
まだ正式決定ではありませんが、長岡西ＲＣと合同でガバナー公式訪問例会を開催する予定です。詳細決まりましたらまたご報告させていただきます。

３．５月１８日（土）新緑例会について
日程を５月１８日（土）として、久々の新緑例会を開催する方向で承認されました。１万円～１．５万円ほどの自己負担金が発生する予定ですが、皆様には追って連絡させていただきます。ご予定の程よろしくお願いいたします。

４．１２月２０日（水）忘年会・クリスマス例会会費について
昨年開催の忘年会・クリスマス例会会費について、当初予算立てしていた金額とホテル側との打ち合わせの不備があり、皆様より１０００円余計にいただいてしまっている状況です。返金の対応をしたいと思うのですが、事務的な手間と、この後でご説明いたします能登半島地震支援金のご協力をお願いしたいこともあり、誠に勝手ながら支援金の方に回しても良い、ということであれば支援金として被災地へ送金させていただきます。皆様には聞き取りのご連絡をいたしますので、返金を希望される方はお申し出ください。

５．能登半島地震支援金について
この後、ＢＯＸを各テーブルへ回させていただきます。クリスマス例会へご出席いただいた方もご協力いただけますと幸いです。

６．３月１３日（水）４ＲＣ合同夜例会（長岡東ＲＣ主催）について
３月１３日（水）に当クラブ主催で４ＲＣ合同夜例会を開催いたします。当日のアトラクションについて承認されました。こちらも皆様のご出席をお願いいたします。

７．３月２日（土）第５４回ローターアクト地区大会開催について
皆様全員へはご案内いたしませんが、主に理事会、青少年奉仕委員会メンバーの方々よりご出席いただければと考えております。長岡東ＲＡＣの星野洸太さんが今年度地区代表をお努めになり、初めての長岡開催となります。お声掛けのあった方に関しては、出席へのご協力をお願いいたします。

８．昨年７月に発生した秋田豪雨災害の支援金について、昨年末地区事務所より御礼状が届きました。

９．年会費後期分納入のお願いをお送りしております。１月２２日（月）までに納入をお願いいたします。