2024年2月21日 No.3019

司会	樋熊　隆治さん
本日の出席	３７名
会歌	それでこそロータリー
体操	クラブ奉仕委員会　今井　慶子さん
ゲスト紹介	レー　チ　アン　フォンさん（２０２２-２４年度米山奨学生）
奨学金贈呈	フォンさんへ（2月分）

皆様こんにちは。２週間ぶりの例会となります。本日もよろしくお願いします。また、本日は国際奉仕委員会担当の卓話ということで、私からすると業界の先輩でもあります杉本さんにお話いただけるということで、楽しみにしております。そこで、業界繋がりということだけが理由ではありませんが、マイナ保険証について状況提供させていただこうかと思います。
ご承知の通り、２０１９年の４月以降経過措置期間となっていた医師や建設業、ドライバーの方などにも時間外労働の上限規制が適用され、今年の４月から働き方改革が本格化します。時期を同じくして、６年ぶりの医療・介護・障害福祉保険３分野のトリプル改定が実施されることとなり、その改革の大きなポイントが従事者の処遇改善についてです。ちょうど昨晩、民放のバラエティ番組でもこの話題を取り上げていましたが、社会の基本的な機能や生活を支える為に必要な職業に従事する「エッセンシャルワーカー」の中で、介護士、看護師などの給与が他の職種に比べて低く、これは多くの部分を保険収入という限られた財源の中で賄っていることが原因となっています。これを解消する為、４月の改定でも「人材確保の為の処遇改善」が大きく盛り込まれています。しかしながら、人材不足は他の業種でも同様ですので、これに合わせて「ＤＸ活用による生産性向上に対する取り組みによる生産性向上」を更に推進する流れとなっています。例えば、介護分野において、特に夜間の介護職員の確保が難しくなっているため、各居室に見守りセンサーを導入することにより、介護職員の配置基準を緩和し、介護職員の負担を軽減する取り組みを評価しています。また、医療の現場において、長岡市では山古志地域から始まっていますが、オンライン診療の推進、そして身近なところでは本日お配りした資料にある「マイナ保健証」の推進などがあります。ご存知かと思いますが、今年の秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」への移行を促しています。経過措置として、廃止後１年間は現行の健康保険証をそのまま使用できます。マイナカードを取得していない人も医療機関で保険診療を受けられるよう、健康保険組合などの保険者が資格確認書を発行でき、その有効期間を５年としています。マイナ保険証は医療のデジタル化を進めるカギとなり、マイナ保険証で受診することで医療機関や薬局が患者情報を共有できることになるため、スムーズに最適な医療が提供され、薬の重複投与の防止にもつながることが期待できるため、高齢化で膨らむ医療費の抑制を期待できます。新潟県はまだマイナ保険証の利用率が４％程度だそうです。社会奉仕活動の一環としても、ぜひ活用にご協力ください。以上です。ありがとうございました。

１．３月１３日（水）４ＲＣ合同夜例会（長岡東ＲＣ主催）について
３月１３日に当クラブ主催の４ＲＣ合同夜例会が開催となります。皆様にはご案内差し上げておりますが、まだ半分ほどしか出欠のお返事をいただけておりません。締切りを２月２６日（月）としておりますので、事務局までご回答をお願いいたします。今回はしんみりとジャズの世界に浸っていただければと思います。よろしくお願いいたします。