2025年5月28日 No.3070

長岡東RC例会報告

司会 髙田 裕司さん
本日の出席 42名
会歌 それでこそロータリー
体操 クラブ奉仕委員会 藤井 洋さん
ゲスト紹介 ・野中 志保さん(前橋西RC・2023-24年度会長)
・竹之内 直人さん((株)LAVEET 代表取締役)

会長挨拶:外山会長

皆様こんにちは。相続の話題は度々お話をしていますが、今日は相続放棄についてお話ししたいと思います。相続放棄は最近増えているように感じます。
ここで言う相続放棄というのは、家庭裁判所に行う正式な手続のことです。相続放棄は3か月以内に行わないといけません。相続放棄をすると相続人ではなくなります。負債を相続したくないという理由でよく使われますが、プラス財産も相続できなくなります。一切遺産はもらえなくなりますが、例えば保険金の受取人に指定されているときは、自分の権利として受け取ることはできます。
以前は、例えば長男に不動産を集約するために利用されることがありましたが、現在は不動産のために相続放棄を利用することはありません。預貯金も一切もらえなくなります。最近不動産を相続したくないから、相続人全員が相続放棄をする事例が増えています。不動産は価値のないことが多いですが、なかには建物があったりすることもあります。相続人のいない空き家が誕生することになります。それはやめた方がよいのではないかとアドバイスすることが多いですが、負債もないのに相続放棄を選択する方は増えています。遺産があるのに、相続人がいなくなると、相続財産清算人という遺産を管理する人を裁判所が選任することになりますが、自動的に選任されるわけではなく、関係者が費用を負担して選任する必要があります。清算人は資産を現金化し、負債を整理します。残った資産は最終的に国のものになります。国は建物があると原則引き受けませんので、空き家を相続放棄されると実際はなかなか処分できず、困ることになります。
山や田畑を相続したくないということで、全員が相続放棄することもあります。いつか誰かが困ることもあるので、所有者がいない状態で放置されるのは避けた方が良いのですが、現実にはそういう不動産は増えています。皆さん一様に、子どもや孫に要らない土地を相続させたくないとおっしゃいます。その子どもはというと、地元ではなく首都圏に住んでいたりすることが多いです。人口流出、人口減少がからんで、不動産はやっかいな遺産になりつつあるように感じます。以上、会長挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

ご挨拶:野中 志保さん

皆様こんにちは。前橋西RCより参りました野中と申します。3月の台湾クラブ訪問ツアーにも同行させていただいておりました。喬さんとは20年近く親交があり、数年前に「私もロータリアンになった」と報告いただいてから、いつかはメイクアップに来たいな、と思っておりました。この度ご縁をいただき、訪問できたことを大変嬉しく思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

幹事報告:飯利幹事

1.6月18日(土)外山年度最終夜例会について
外山年度最終夜例会について、案内を配信しております。6月4日(水)までに出欠について事務局までご連絡ください。皆様の出席をお待ちしております。

ニコニコ情報:ニコニコ委員会 樋熊 隆治さん

野中 志保さん

本日はどうぞよろしくお願いいたします!

伊丹 敏彦さん

今日も大谷君でニコニコです。3試合連続で20号、すごいです。

外山 敦之さん

室井さんの卓話、楽しみにしております。

飯利 美和子さん

先日ゴルフコンペでニヤピンがとれてニコニコです。

樋熊 隆治さん

明日から大阪・関西万博に行って来ます!

卓話:室井 佑月さん「言葉の力」