2018年12月12日 No.2840

長岡東RC 例会報告

司会 渡辺 清貴さん
本日の出席 43名
出席率 71.67%
会歌 それでこそロータリー
体操 親睦委員会 池上 健一さん
ゲスト紹介 親睦委員会 上野 徹さん
・小此木 健彰さん
(NEC 関東甲信越支社 社会ソリューション営業グループ
兼 東京オリンピック・パラリンピック推進本部マネージャー)

会長挨拶:岸会長

皆さんこんにちは。
今年も押し迫って参りました。本日で年内の昼例会は最終となります。来週はいよいよクリスマス例会でございます。ぜひご参加をよろしくお願いいたします。
今日は、そのクリスマスに因み、アメリカでクリスマスになると、匿名で困っている人々に現金20$札をプレゼントする、シークレットサンタと呼ばれた男性のお話をさせていただきます。名前はラリースチュアートさんと言います。
そのいきさつは1971年にまで溯ります。
彼は、当時、会社を設立しましたがほどなく失敗します。飲まず食わずの日々が続き、そして、クリスマス夜に、空腹に耐えかね、レストランに入り、無銭飲食をしてしまいます。店員から問い詰められ、警察に突き出されても仕方が無いと思っていたその時に、そのレストランのオーナーが、彼の横でしゃがんで、「ここにお金を落とされていますよ」と言って20$札を差し出しました。彼はとっさに、ありがとうと言ってそれとなく会計を済ませ、本当の落とし主が現れたら困るという思いから、逃げるようにその店を出て行ったそうです。
その後、彼はいろいろな不幸に見舞われることになりますが、いつしか、あのレストランでの20$札が、落ちていたものではなく、クリスマスの日に彼に恥をかかせないようにと差し出したレストランのオーナーによる善意の、いわば優しさの詰まった20$札であったことを悟る時が来ます。
以来、彼は毎年クリスマスの日になると、その財産のほとんどを20$札に代え、正体を隠し、シークレットサンタとして、苦しんでいる人や悲しみの人々に20$札を手渡していくようになりました。
彼は2006年、58歳で亡くなりますが、その直前まで、手渡した期間は27年間、配った総額は130万ドル(約1億3000万円)にも登りました。
そして彼は、晩年新たに通信会社を設立しますが、シークレットサンタの活動と比例するように業績はアップし大会社へと成長していったということであります。
そして亡くなった翌年も、彼の意思を継いだ、大勢のシークレットサンタが現れ、20$札を配っていたということでありました。
彼が亡くなる直前に残した言葉を紹介します。
「人々に優しくすると私は温かい気持ちになれます。それは二重の喜びであり、相手のためだけではなく、自分のためにもなるのです。」
求める前に与えること、20$は、決して大きな金額でありませんが、大勢の人の喜ぶ表情を感じることのできる、されど20$、素晴らしいものであった思います。
ただ、これは葛藤でありますが、日本には、情けは人のためならず、という言葉があります。確かにその通りだと思います。しかし、特別な日には、その情けが、もしかしたら善意の連鎖に代わる、マジックにかかるのかもしれません。
最後に、晩年になってクリスマスの日に、あの時のレストランのオーナーがシークレットサンタのラリーさんに語った言葉を紹介いたします。
「クリスマスは皆がハッピーになれるんだ、メリークリスマス!」
以上、ご紹介させていただき、会長挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

ニコニコ情報:ニコニコ委員会 小林 成二さん

小熊 俊さん

本日、卓話を務めさせて頂きます。東京オリンピック・パラリンピックの話をします。
どうぞよろしくお願いします。

木村 信男さん

12月10日大光銀行本店営業部が新築オープンしました。そのメインロビーに私の対抗8月2日上げた花火など10点が展示されます。お立ち寄り下さい。1月末日迄です。

岸 伸彦さん

今日の挨拶でご紹介しました「シークレットサンタ」のお話は動画でも配信されています。
外は寒いですが、心は温まるかもしれません。

田中 哲雄さん

24年間大変お世話になりました。本当に有難うございました。
皆様もお元気で楽しくロータリーをお過ごし下さい。

太刀川 善之助さん

ニコニコの読み手を楽しい小林成二さんにお願いしました。

伊丹 敏彦さん

ハワイで焼いてきました。

卓話:小熊 俊さん、小此木 健彰さん
「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ゴールドパートナー協賛について」