2024年7月10日 No.3035

司会	田村　和仁さん
本日の出席	３６名
会歌	それでこそロータリー
体操	クラブ奉仕委員会　川辺　和也さん
ゲスト紹介	・井上　亮さん（元日本経済新聞社　長岡支局長） ・樋口　栄治さん（元長岡商工会議所　専務理事）

皆様こんにちは。本日は、日本経済新聞社　元長岡支局長の井上亮さん、そして長岡商工会議所　元専務理事の樋口栄治さんにゲストにお越し頂いております。井上さんには後ほど卓話にてご講演を頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて先日、５月下旬ですが、地区の山の会主催の佐渡、金北山登山に行って参りました。佐渡に行ったことがある方は多いと思いますが、金北山に登ったことがある方は少ないと思います。金北山は標高１１７２メートルで、長岡から佐渡を見ると、島の真ん中あたりで少し高くなっているところが、金北山です。三百名山の１つですので、日本全国から登山者がやってくる有名な山です。金北山のよいところは、島ならではの景観、左を見れば両津湾、加茂湖、右を見ると外海府という眺めと、高山植物です。雪解けと共に花が咲き乱れます。花を見るために訪れる方が大変多いです。花の多い時期は山にとって春にあたる４月中旬から５月末までですので、今回の登山は春の花の終わり頃でした。
佐渡と言えば、金山などが世界遺産登録となるかどうか、間もなく決まります。先月には登録ではなく情報公開という勧告がＩＣＯＭＯＳからなされたという情報が伝わりました。この勧告を受け、時代が明治時代以降の北沢浮遊選鉱場跡が外されました。２年前くらいの第四北越銀行のカレンダーの写真になった記憶がありますが、なかなか見応えがあり、ちょっと残念な気もしますが、確かに時代が違うなという違和感はあり、一貫性を持たせるためには勧告に従うこともやむを得ないと思います。報道では世界遺産登録を見据えて祝賀会の準備が始まったとのことです。吉報を待ちたいと思います。
世界遺産については、数が多くなり過ぎて価値が下がっているのではないかとか、ブームが冷めると見向きもされなくなるなどという批判もあります。先日山口県萩地方にある幕末から明治初期の世界遺産をめぐりましたが、松下村塾以外の製鉄施設である反射炉跡などは、ほとんど人がいませんでした。群馬県の富岡製糸場もずいぶんと人が減ったと聞いています。とは言っても、登録がなされると観光面では大きな反響があるでしょう。観光客が大幅に増えることが期待されますが、果たしてその需要に応えられるのか、という懸念がだいぶ前から言われています。そもそも離島という制約がありますので、簡単に解決はできません。ブームを一過性のものに終わらせない努力も必要です。世界遺産登録がされたとしても、ゴールではなくスタートだという認識が必要だと思います。長岡も佐渡への通過点ではなく、佐渡観光も含めたコースに組みこめるようだと面白いと思います。いろいろなアイデアで地域全体に観光客を呼び込めるとよいと思っています。以上です。ありがとうございました。

１．９月７日（土）第５分区ＩＭについて
９月７日（土）柏崎東ＲＣ主催で第５分区ＩＭが開催されます。後日案内をお送りさせていただきます。多くの方からぜひご出席いただきたいと思いますので、ご予定いただくようよろしくお願いいたします。

２．９月２５日（水）地区大会記念ゴルフ大会について
９月２５日（水）地区大会記念ゴルフ大会が開催されます。長岡地区での開催となりますので、南雲ガバナーからも大勢参加して欲しいとの希望があります。こちらもご予定いただくようよろしくお願いいたします。

３．７月２４日（水）納涼例会について
納涼例会をホテルの中庭にて開催しますが、大変暑いことが予想されます。夏らしい恰好でお越しください。アロハシャツなど歓迎いたします。