2025年1月22日 No.3056
長岡東RC例会報告
司会 | 藤井 英雄さん |
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本日の出席 | 会員35名 |
会歌 | 四つのテスト |
体操 | クラブ奉仕委員会 平澤 新太郎さん |
会長挨拶:外山会長
皆様こんにちは。以前、ギャンブル依存や万引きなどのクレプトマニアのお話しをさせていただきましたが、本日はその他の依存症として性犯罪にかかわるものについてお話ししたいと思います。性犯罪と行っても依存症と関わるのは、痴漢、盗撮といったものです。私も痴漢が依存症であることは、依存症の勉強を始めるまで知りませんでした。皆さんも意外な気がするのではないかと思います。これはいうまでもなく犯罪です。そして直接の被害者が存在します。依存症による病気だからといって、到底許すことはできません。この依存症者の多くは、家庭を持ち、子どももいるというような方が多いようです。世間一般では、仕事を真面目にし、家庭も大事にする人なのかもしれません。クレプトマニアがスリルや達成感を味わうのが目的とするのと同じで、この依存症者もそれが目的であり、性的興奮は求めていません。実際性的興奮はしていないそうです。そんなスリルや達成感のために犠牲になる被害者はたまったものではありません。しかし本人は被害者のことなど考えないどころか、自分を誘惑するような服を着ていた方が悪いなどと、とんでもない自己弁護を平気でします。これがこの依存症の困った症状でもあります。
逮捕されると、示談で解決することが多いです。社会的地位があるような人が多いので、それを失うわけにはいかないと思うのかも知れません。示談で解決できることを学ぶとまた翌日から痴漢をやり始めます。初犯からきちんと罰すること、ただ刑に服させるのではなく、治療をすること、示談でも治療をさせること、というのが大事になってきます。厳罰に処せという方もおられますが、厳罰では依存症は治りません。少し前にテレビでもよくでていた経済学者が、盗撮で逮捕され、その後痴漢で逮捕されるという事件がありました。頭のいい方でもなかなか止められないのは、依存症だからでしょう。ギャンブル依存と同じく、この依存症者も自分が病気である事をなかなか認めません。見つかって逮捕されたときが治療に向かわせる一番のチャンスなのですが、なかなか治療に結びついていないです。そもそも犯罪であるにもかかわらず、検挙率がすごく少ないので、やめさせる一番のチャンスさえ訪れない犯罪者が多いと思われます。一方被害者は深い心の傷を負う方もおられます。さらなる被害者をださないためにも、刑罰に加えて、しっかりした治療をさせる仕組み作りが必要だと思います。以上、会長挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
報告:米山カウンセラー 島津 一美さん
米山カウンセラーの島津です。米山記念奨学生のカイルルさん送別品として、メッセージカードを送りたいと思っています。受付にメッセージボックスを置かせていただきますので、皆さんお手持ちのお名刺に一言書いていただきたいと思います。名刺サイズのカードも一緒に置いておきますので、そちらもお使いください。最後の例会出席が3月5日の第1例会ですので、それくらいまでに書いていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
ニコニコ情報:ニコニコ委員会 和田 紘さん
菊地さん、本日の卓話よろしくお願いいたします。
イチローがMLBの殿堂入りの偉業を達成しました。ニコニコ、素晴らしい事です。
髙田さんからチケットを譲っていただき、先週土曜日に長岡市立劇場に東京フィルのコンサートに行きました。長岡に史上最高のオーケストレーションの「マーラーの7番」が鳴り響き、会場全員大喝采で大ニコニコでした。
本日は卓話よろしくお願いします。
春が待ち遠しいです。