2025年3月5日 No.3061

司会	岩崎　由三さん
本日の出席	３８名
国歌斉唱	君が代
会歌	奉仕の理想
体操	クラブ奉仕委員会　嘉藤　亮さん
ゲスト紹介	・佐々木　昌敏さん（２０１４-１５年度ガバナー・小千谷ＲＣ） ・カイルル　アブラル　ビン　オンさん（２０２４-２５年度米山奨学生）
奨学金贈呈	カイルルさんへ（３月分）
各種表彰	３月お誕生日祝　１名 ・中條　正雄さん（３．１８）

皆様こんにちは。最近は私のところに遺言の相談も増えてきました。今日はその遺言についてお話ししようと思います。遺言は、ご自身が亡くなった後、配偶者の生活の基盤を確保する、特定の相続人に遺産を相続させる、相続人間で争いにならないように、相続内容を指定しておくというようなことから、使われることが多いです。相続人以外の人に遺産を譲るために、遺言を残す人もいます。紛争の防止と思って遺言を残したとしても、遺留分という最低限保障される分を無視してしまうと、ほかの相続人は遺留分相当額を請求できますから、結局争いになってしまいます。紛争の防止には遺留分への配慮も必要です。しかしそれを無視して、誰か１人に全遺産を相続させるという遺言を残す人は多いです。遺言は自筆でも残すことができますが、形式的な要件がありますし、手続には使えないような表現では意味がありませんので、例え自筆でも弁護士や司法書士などの専門家のアドバイスを受けた方がよいでしょう。遺言を専門家に依頼した場合、多くの場合は公正証書遺言を作ることになると思います。公証役場で公証人が作成しますから、信用力は高いです。
遺言を作成するときは、誰に何を相続させるかが大事ですが、なかなか考えが及ばないのが、亡くなる順番です。長男に相続させるとしても、長男が先に亡くなったら遺言は無効になります。長男の子つまり自分の孫に自動的に相続権は移らないので注意が必要です。こういうことも考慮して、自分より先に長男が亡くなったら、孫に相続させるという条件をつけて遺言しておくのがお勧めになります。お子さんがおられない方は、特に遺言を残すことをお勧めします。配偶者は必ず相続人になりますが、自分の遺産が配偶者にいったあとその配偶者が亡くなると、配偶者の兄弟に相続されることになります。ご主人が亡くなって、最終的にお嫁さんの家に相続されるということです。これは先祖代々の不動産の場合に問題になり得ます。これ自体しょうがないことなのですが、遺言である程度将来の方向性を示しておくことは可能ですので、亡くなる順番のパターンを考慮した上で、遺言を考えた方がよいと思います。また、相続人の中に行方不明の方や音信不通の方が含まれる場合も、遺言を残した方がよいです。遺言で自分の葬儀や埋葬のことを指示するようなことも、増えてきています。何か希望があれば、遺言で残しておくという方法もあるわけです。本日はこのようなお話しをしまして、会長の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

１．中村朝啓さん３月末の退会が承認されました。

２．２０２５-２６年室賀ガバナー年度地区役員推挙について協議し、今井進太郎さんをＲ財団委員会補助金委員会副委員長に推薦することに決定いたしました。

３．４月１９日（土）新緑例会について
十日町のカールベンクスさん古民家カフェ、松代温泉へ日帰り旅行を計画しました。後日案内をお送りいたします。皆様の出席をお待ちしております。

４．３月２６日（水）企業訪問例会について
雪国植物園様へ企業訪問いたします。出欠について３月１４日（金）までに事務局までご連絡ください。また、日程変更しました来週３月１２日（水）は通常の昼例会となります。お間違いないようお願いいたします。

５．４月１１日（土）第５分区交流ゴルフ大会について
柏崎カントリークラブにて開催となります。出席希望の方はお早めに事務局までご連絡ください。

皆様こんにちは。本日米山奨学生のカイルルさんは最後の例会出席となります。４月の受け入れ時期に会長でした上村さんには、新たな取り組みもいくつかある中、大変お世話になりました。また、外山会長、飯利幹事には様々な場面で支えていただき、無事にここまでカウンセラーを務めることが出来ました。ありがとうございます。４月よりまた新たな奨学生を迎える予定となっておりますので、微力ながらこれからもお手伝いできればと思います。
来週のカイルルさん送別会について、現在１４名の申込みをいただいております。まだ日帰り、宿泊ともに追加可能とのことですので、希望の方いましたらお申し出ください。

皆様こんにちは。ロータリーの友３月号の紹介です。アーチックＲＩ会長のメッセージに加え、今号にはＲＩ会長エレクトの記事も１５ページより掲載があります。また、今月は水と衛生月間ということで７ページよりトイレについて紹介がありました。日本は日常的にはトイレ問題はないように感じますが、やはり災害時には混乱が生じます。災害時のトイレ事情と影響ということで記事がありますのでご覧いただければと思います。以上です。ありがとうございました。